交通・通学のこと
自転車、バイク、自動車での通学では事故の被害者になることも加害者になることもあります。どちらの立場になったとしても、重大な事故ともなれば、命に関わったり、重い障害や精神的なダメージが残ることがあります。もちろん、お金もかかりますし、刑事事件になることもあります。運転は毎日のことなのでつい気をゆるめがちですが、事故は一瞬で起こります。運転時には交通ルールを守ることはもちろん、常に安全運転を心がけましょう。
自転車のこんな乗り方は危険!
安全運転義務違反は繰り返すと
罰金が科されます
スマホを操作しながらの運転
運転中のスマホでの通話や操作は安全運転義務違反として禁止されています。
イヤホンをしながらの運転
周囲の音が聞こえない状態での運転は大変危険です。場合によっては道路交通法違反となります。
車道の右側走行
自転車も「車両」なので走行は原則「車道の左側」です。車道の右側を走行すると違反となります。
歩道での走行
自転車は車道が原則ですが、歩道を走行する場合には歩行者優先で、「歩道の中央から車道寄り」を徐行してください。
ヘルメット着用義務
改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。罰則や罰金などのペナルティはありませんが、自転車の死亡事故での犠牲者の約7割が頭部に致命傷を追っています。自分の身を守るために着用するようにしましょう。
またほとんどの都道府県で自転車保険の加入が義務化されています。自分の地域が努力義務だとしても万が一のことを考えて加入するようにしましょう。
あおり運転は犯罪です
2020年6月に施行された改正道路交通法であおり運転が厳罰化されました。あおり運転は重大事故を引き起こす可能性がある大変危険な行為で、通行を妨害する目的で行うと「妨害運転罪」として罪に問われます。
また車だけではなく自転車でもあおり運転は「危険行為」として処罰の対象となります。
バイク・自動車事故
もしも事故にあったら
- けが人がいる場合には救護を再優先し救急車の手配を。
- 些細な事故でも必ず警察に連絡、その場の示談交渉は絶対にしない。
- 症状がなくても必ず病院で医師の診断を受ける。
相談窓口
- NASVA(自動車事故対策機構):交通事故被害者ホットライン
0570-000738 - 法テラス:サポートダイヤル
0570-079714 - 日弁連:弁護士による無料の電話相談
0570-078325