アルバイトのこと
進学してはじめてアルバイトをする学生も多いでしょう。生活費をまかなうためにお金を稼ぐというのはもちろんですが、社会で働くということを学ぶためにも、アルバイトは良い勉強になります。ただしアルバイトが忙しくて授業に出席できず単位を落としてしまったのでは本末転倒です。また、様々な危険やトラブルもありますので、アルバイト選びには注意してください。
こんなアルバイトはNG
最近は振り込め詐欺のようないわゆる「特殊詐欺」の事件が増えています。少ない時間でたくさん稼ぎたい!と思うかもしれませんが、知らないうちに犯罪に加担していたり、騙されてお金を請求されたり、身体に危険を伴うアルバイトもありますので注意が必要です。先輩からの紹介やネット上の掲示板の情報はむやみに信用せず、キャンパス内での掲示や大手の求人サイトを利用するようにしてください。
危険ドラッグの製造・販売
自分が利用していなくても、関わっているだけで捕まることもあります。
風俗店での接客・客引き
様々な業態がありますが、どのような内容でも犯罪につながるリスクを伴います。
オレオレ詐欺の受け子・出し子
たとえ犯罪のごく一部でも、加担すれば逮捕・起訴されて実刑判決を受けます。
よくあるトラブル
アルバイトの募集を装い、登録料を支払わせるケースがあります。事前にお金を要求されるようなものはすべて詐欺だと思ってください。
募集
面接時に様々な情報(家族に関する情報など)を収集し、面接で落として情報だけを入手するという手口も増えています。アルバイトをするのに関係がなさそうな質問をされたら注意してください。
仕事内容
事前に聞いていた内容と違う、忙しすぎる、休憩がもらえない、長時間すぎる、などがあれば責任者に伝え、それでも改善されないようなら親や学校に相談してください。
給料
契約時の給料と違う、支払期日が守られない、残業代が支払われない、などの不審点があれば、そのようなものかと思うのではなく、相談をしてください。
退職
退職を希望する場合は、原則退職希望日の2週間以上前に申し入れれば辞めることができます。引き止められても、退職の意思をきちんと伝えるようにしましょう。
おかしいと思ったら学内の相談窓口や労働相談コーナーなどに相談しましょう。