住まい・防犯のこと
夜遅くまで残って勉強したりサークル活動やバイトなどで帰宅時間が遅くなることも多くなります。またひとり暮らしをする場合には自分で防犯対策を行うことになります。このあたりは治安がいいから大丈夫などと思わず、常日頃から防犯の意識をもつようにしましょう。また、もしも被害にあったり犯罪に巻き込まれた場合には、速やかに警察に届け出てください。
注意すべき場所
玄関・窓・ベランダ
窓やベランダが道路から死角になっている場合には狙われやすいのでとくに注意が必要です。
集合ポスト
郵便物から名前などの情報がわかってしまうので鍵を掛けるなどの対策をしてください。
エレベーター
不審な人を見かけたらふたりきりにならないように階段を使うなどしましょう。
訪問者
電気やガス、宅配業者を装って室内に侵入されることもあります。知らない人であればドアを開けずに応対してください。
鍵の保管
外出時の鍵の管理はしっかりしてください。また親しい友人でも鍵の貸し借りはしないようにしましょう。
長期不在
郵便が溜まると空き巣のターゲットになります。郵便局にあらかじめ不在届を出すとその間の郵便物を保管しておいてくれます。
女子学生はとくに注意が必要
女性のひとり暮らしはとくに注意が必要です。万が一を想定して万全の防犯対策をしてください。重要なのは「女性のひとり暮らし」を悟られないことです。
- カーテンは夜間に部屋の様子がわからないような厚手のもの(遮光カーテンなど)を選び、女性らしい柄は避ける
- ゴミの中身にも注意する
- 洗濯物は外から見える場所に干さない
- 玄関に男性の靴を置いておく
- 玄関を開けたときに部屋の内部まで見える場合にはカーテンなどで遮断する
- 部屋に入るときには近くの物陰に不審者が潜んでいないか注意する
- 知らない男性とふたりきりでエレベーターに乗らない
- 夜間のコンビニの利用は控える
- 宅配サービスなどはコンビニ受け取りを利用する
- ドアスコープには内部の明かりが見えないように内側から目隠しをしておく
- 防犯ブザーや催涙スプレーを準備しておく
ストーカー
ストーカー行為で警察に相談するためには証拠が必要です。証拠となるようなものはすべて保存してください。
ストーカー規制法で規制されている行為
- つきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、押しかけ
- 監視していることの告知
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 執拗な電話、FAX、メール、SNSやブログでの書き込み
- 汚物や死体の送りつけ
- 名誉毀損
- 性的羞恥心の侵害
相談窓口
- 警察相談専用電話(生活の安全に関する相談窓口)
♯9110 - 法テラス:サポートダイヤル
0570-079714