こころの病・うつ病のこと

クラスやサークルでの人間関係や恋愛、勉強や就職活動、アルバイトなど、学生生活ではストレスの原因となることが多くあります。ストレスをうまく解消できずに抱え込んでしまった場合、誰でもこころの病気になってしまうことがあります。病気が進行すると、日常生活に影響が出るだけではなく、自殺にまでつながりかねません。調子がおかしいと思ったら放置せず、早めに相談しましょう。

こころの病の種類

うつ病

人間関係や環境の変化によるストレスが引き起こすと考えられています。気分の落ち込みや無気力の状態が何週間も長く続き、何をやっても気が晴れないことが特徴です。

統合失調症

およそ100人に1人がかかる身近な病気です。誰かに監視されている、みんなが自分のことを笑っている、など妄想や幻覚、幻聴を引き起こします。自分ではおかしいと認識できないことが特徴です。

強迫性障害

何度も手を洗ってしまう、戸締まりを何度も確認してしまう、など同じ行動や考えにとらわれ、自分ではどうすることもできなくなります。自分の行為に精神的な苦痛を伴うことが特徴です。

パニック障害

激しい動悸や呼吸困難、発汗、震えなどの身体的な異常と、このまま死んでしまうのではないかという強い不安感に襲われます。パニック状態になることは誰でもありますが、繰り返し起こるのが特徴です。

こころのチェックリスト

こころの病はわかりにくいため少しずつ進行してしまいます。下記の項目で当てはまるものが多い場合には校内の保健管理センターや各自治体の相談窓口、または医師に相談してみましょう。

友人のこと

友人の異変に気づいたら

こころの病は本人が気づかないことも多くあります。なんだか様子がおかしいと思ったら、医師への相談を勧めるか、校内の保健管理センターなどへ相談してください。周囲の気づきが早期発見、早期治療につながります。

友人がうつ病になったら

治療を受けている友人にたいして、自分が助けてあげよう、なんとかしようとすることが逆効果になることがあります。へんに気を回さず自然に接することを心がけましょう。

相談窓口