悪質な団体のこと
カルト宗教や悪質な団体は自分には関係ない、関わりをもつはずがない、と思うかもしれませんが、このような団体は自ら「カルトです」「悪質です」と近づいてくるわけではありません。はじめは普通のサークルやボランティア団体として声をかけ、少しずつ巧妙な手段であなたを取り込んでいくのです。もしかして、という気持ちを持つようにしましょう。
悪質な団体への対策
学生として普通に生活していれば、キャンパス内や学校の近くで勧誘を受けます。在学中に1度も声をかけられなかったということはないでしょう。大切なのは「誘いに乗らない」ことです。
- 名前や住所など個人情報を教えない
- 電話番号やメールアドレスを交換しない
- LINEのアカウントを教えない
- 曖昧な返事をせずにはっきりと断る
- 途中から話が変わったら注意する
- 友人や家族に相談する
- 身の危険を感じたらすぐに逃げる
気づけばこんな被害に遭うことも
- 様々な活動に追われ学生生活が困難になる
- 高額な会費や献金などを要求され続ける
- 家族や友人を失い孤立する
- 抜けようとしても抜けられなくなる
- 反社会的な活動に参加させられる
悪質な団体への対処法
自分が悪質な団体に入ってしまったら
入ってからおかしいと気づいたら、その時点できっぱりと断りましょう。深入りすればするほど抜け出せなくなります。また家族や友人に相談してください。
友人が悪質な団体に入ってしまったら
自分が間に入って助けようというのは絶対にやめましょう。介入することで取り込まれてしまう場合もあります。ひとりで解決しようとせず、必ず他の誰かにも相談してください。
相談窓口
- 警察相談専用電話(生活の安全に関する相談窓口)
♯9110