アルコールのこと
学生が急性アルコール中毒で死亡する事故は毎年起こっています。新歓コンパなどでイッキ飲みを強要※されたケースが多いのですが、それほど大量の摂取でなくても中毒になることはあります。体に悪影響を与えるアルコール量には個人差があるため、自分の体質を把握し、それ以上の飲酒はしないことが重要です。もしも先輩や友人にムリに勧められた場合には、その場の空気に流されずにしっかりと断りましょう。またムリに勧めることもやめましょう。
※2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられましたが飲酒は20歳からです。
急性アルコール中毒について
自分の場合
- 吐き気がある場合には無理せず吐く(泥酔状態で寝ている間に吐いてしまうと嘔吐物で窒息する恐れがあります)
- 長風呂に入らない(脱水状態になり危険です)
- 頭痛薬や鎮痛剤、睡眠薬を服用しない
友人の場合
- 絶対に置き去りにしない
- 衣服をゆるめて楽にする
- 体温低下を防ぐため、毛布などで暖かくする
- 吐物による窒息を防ぐため、横向きに寝かせる
- 吐きそうになったら、抱き起こさずに横向きの状態で吐かせる
相談窓口
意識がなく、大声で名前を呼んでも強く叩いても反応がなく、脈拍も低下しているような状態であれば速やかに救急車を呼んでください。